恋愛談義!

御堂はカウンターの中に私の大好きなぶどうジュースを注文する。



着ていたジャケットは御堂がうやうやしく脱がせ、ハンガーにかけてくれた。



テーブル席では、ガヤガヤと学生が議論を闘わせているのが聞こえる。


Guido Fawkesは、オーナーの出身大学である超名門私大の学生のたまり場にもなっていて、客層が若い。


けれどいわゆる富裕層の子供たちでもあるため、たいていが礼儀正しかった。





「――それでね……」



カウンターに置かれたシャンパングラスを引き寄せると同時に
(中身はぶどうジュースだ)


「お姉さん、ちょう美人じゃーん!」


肩に手が置かれた。




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