恋愛談義!

「だけど何人かはたまに声かけられて、断りきれない性格なのかなんなのか、関係が続いていた」



そうなんだ……。



呆然としている私に向かって、井上礼央がにっこりと微笑みかける。



「結婚しなくてよかったよ、青木サン。こいつ一生こんなふうにしか生きられない病気だからさ」

「うん……」



こっくりとうなずくと


「親が犯罪者なんてこっちから願い下げだからな!」


鈴川さんは叫ぶように言って、どたばたとカフェを出て行った。



「――」

「――ちかこ、出よう」


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