恋愛談義!
さんざんもったいぶられて
それからゆっくりと井上礼央が私の中に入ってきて
それだけで一瞬、目の前が真っ白になった。
「――ちかこ、いっちゃった?」
体をのけぞらせる私をやんわりと抱きしめる井上礼央。
目の前で、彼のくっきりした鎖骨がゆらゆら揺れている。
こっくりとうなずくと、
ちょっと自慢げに笑われた。
「だから言ったろ……こないだは思い出補正がやばかったんだって……」
なんのことを言っているのか、一瞬考えて
ああ、そうだ『早い』って言ったの気にしてたんだって、おかしくなった。