Secret Prince[短篇]
「ちゃんと靴履けよ!」
「ちょっと、馬鹿にしないでくれる?」
いくら風邪引いてても靴履くことくらい、覚えてるわよ!
馬鹿にする健を一睨みして、靴を履く。
~~~♪~♪
「あ、携帯…」
靴を履き替えた、そのとき鳴りはじめた携帯。
まさか……ね?
あれから、4時間は立ってる。
仕事が終わった?
そんな期待を胸に抱き、ポケットから携帯を出す。
「もしもし!」
(梨華、今どこ?)