小さな豆子は霊能力者!? ―マイ・プレス―

大地side


「おい、大地、どうなってんだ?」

「説明してもらおうか~?」

「や、俺のせいじゃねぇーよ!!」

千歳と結城に問い詰められる・・・

マジで俺のせいじゃねぇーからああ!

チビ豆が去っていった、

後に俺はこっぴどく攻められた

「もー、大地のおかげで、
 小豆ちゃんが逃げちゃったじゃん!」

「追いかけるわけにも、
 いかなそうだし・・・どうしようか?」

まぁ、俺がちゃんと

説明してなかったのが

きっと悪かったんだろうし

「や、探しに行こうぜ?」

「探すってどこを?」

「何言ってんだよ?
 俺達の力を合わせりゃ、
 こんなこった、
 どうにだってなるだろうが?」

「まぁ、そうだがな」

「大丈夫だ、
 あいつの行きそうなところなんか、
 わかってらぁー!」

忘れたか?

俺はサイコメトラーだぜ?

あいつは校内にぜってぇーいる

俺が校内の中にある

奴の気配を透視すりゃあ、簡単だぜ

軽く乗り気じゃない、他のメンバーをよそに

チビ豆を探しに行く事にした


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小豆side

「うわぁああ、ここどこぉおお!?」

きっと・・・いや、絶対ここは

校舎内だ・・・

だって外でてないし・・・

あそこから、

勢いよく走ってきたのはいいけど

広い校舎内だから

気が付けば、全く人通りのない

場所までやってきてしまった、私

「・・・はぁ、私に何か居場所のわかる、
 探知レーダーがあれば・・・」

今はない物ねだりはよそう・・・

とにかく、元来た道を引き返そう・・・

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