「金剛戦士Ⅰ」黎明の夢
エウロパ・ステーションで活動している時に、冥王星、海王星、天王星、タイタン、の調査船が次々と消息を絶ったのは知っている。直たちと交代予定の調査隊を乗せた調査船が、ステーションと接触して破片をばら撒きながら去って行ったのも目に焼きついている。
ということは、これが六隻目の消息不明船となる。
そのうえに火星も小惑星群の通過時に大被害を被っているし、何より直たちが仕事をしていたエウロパのステーション自体の機能がだめになった。
いったい何故なのか・・・
地球本部の科学者が考えることと同様の疑問を直たちクルーも抱いていた。
技師の郁江がおおよそ考えられる消息不明地点を、太陽系全図の上にマークを入れているのであるが、火星も含め全くバラバラで一直線ににならない。
傍受した内容によると、小惑星群は火星通過後、地球方向へ進路が変わったというし・・・
謎だらけである。
脱出用宇宙船は狭く居住性は良くないが、脱出初期の故障箇所は通信装置の発信装置を除いて、すべて正常となり航海は支障なく地球に向かって順調に進んでいた。
地球に向かって航海を続けていると、ミサイルで小惑星群を破壊するので、注意するようにとの地球からの警告発信を傍受し、その破壊位置をできるだけ迂回しようと、太陽系全図の上に書き込んだ。
警告の着信は破壊の一時間前にもあった。
ということは、これが六隻目の消息不明船となる。
そのうえに火星も小惑星群の通過時に大被害を被っているし、何より直たちが仕事をしていたエウロパのステーション自体の機能がだめになった。
いったい何故なのか・・・
地球本部の科学者が考えることと同様の疑問を直たちクルーも抱いていた。
技師の郁江がおおよそ考えられる消息不明地点を、太陽系全図の上にマークを入れているのであるが、火星も含め全くバラバラで一直線ににならない。
傍受した内容によると、小惑星群は火星通過後、地球方向へ進路が変わったというし・・・
謎だらけである。
脱出用宇宙船は狭く居住性は良くないが、脱出初期の故障箇所は通信装置の発信装置を除いて、すべて正常となり航海は支障なく地球に向かって順調に進んでいた。
地球に向かって航海を続けていると、ミサイルで小惑星群を破壊するので、注意するようにとの地球からの警告発信を傍受し、その破壊位置をできるだけ迂回しようと、太陽系全図の上に書き込んだ。
警告の着信は破壊の一時間前にもあった。