少女の○○童話。

「そっか…ヴェルありがとう。」


 ヴェルはにっこり笑って
 いいえと言った。



「ところでなんですが…」

「何?」


「これからどうするおつもりで?」


 ヴェルは先に
 話しておきたい事があると言い

 この世界について話始めた。



「ま、まって!

 私は元の世界に帰らなくちゃ
 いけないしそれに
 ママも心配……」






 ……違う。



 私のいた世界は、

 私を必要としていない。


 私は元いた世界から
 見捨てられたんだ。



 だからこの世界に
 放り込まれた……







 これが私の運命……? 
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