佳き日に
それから返ってきた菘のメールに、桔梗も鉛丹もただ口をポカンと開けるしかなかった。
『じゃあ私が本物の赤い女、萩と灰神楽が柳琥珀を担当するから。桔梗と鉛丹は雪と琴と閏、頑張って。』
いやいやいやちょっと待った。
分割作業まではまぁいいとして、どう考えても分割の仕方がおかしいでしょう。
ふざけんな、と鉛丹がすぐに菘に電話をかける。
しかし数十秒後、鉛丹が切れて携帯を放り投げる。
「あの女電話出ねぇ‼」
兄さん携帯壊さないでくださいよ、と桔梗は嗜める。