佳き日に
鉛丹は窓枠に手をかけ銃撃戦が繰り広げられているであろう場所を見つめる。
「あいつらあんなに派手にやって大丈夫なのかよ。」
「大丈夫じゃないでしょうね。警察ももう動いているでしょうし。」
「灰神楽と萩やらかしたな。」
「五分か六分で終わると思ったんじゃないですか?」
赤い女だけでなく雪、閏、琴とメモリーズでも強い奴らがいるのに。
灰神楽と萩は急ぎすぎじゃないか、と鉛丹は思った。
「やらかしたと言えば。」
「なんだよ。」
「椿さんもやらかしたらしいですよ。」
思わず桔梗の方を見る。
桔梗は相変わらず理科の問題から目を離さない。