海☆恋




私は、呆然と二人を眺めた。



「本気で言ってるの?」



私が、そう言うと二人は黙って大きく頷いた。



嘘でしょう?!



私は、少し二人から後ずさりした。



ガシッ



「「はいはい!逃げないの!」」



二人は、お互いに私の肩を掴むとそのまま引っ張る。


「ちょっと待ってよ~!」


流石にこのまま引っ張られるのはキツイ。



「何?まだ覚悟出来ないの?」



瞳が少し怒ったように私の顔を覗き込む。



「そうじゃあ無くて、このままだと歩きにくいのよ!」



まだ、自分で歩いて行く方がマシだ!



このままだと凄く見られそうなんだもん!



「どうせ、逃げる気でしょう?」



すると、今度は、未来が少し怒ったように私を覗き込む。



流石双子だわ…………考える事同じみたいだし………。



私は、二人に聞こえないように小さく溜め息をついた。



「そんな事は無いわ………逃げないし、ちゃんと電話する!そう決めたの!
でも、流石にこのまま行ったら少し注目浴びそうなんだもの…………。」



私は、自分の頬が少し赤くなるのが分かった。



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