ジュエリー 君がくれた宝石
瞬side
この前三澤先輩に手紙を渡された
『瞬へ
 明日デートしない?
 断ったらあんたの彼女こてんぱんにしてやるから
んじゃグリーンパークでね
          三澤』
という手紙だった
飴は犠牲にはさせないという思いでいっぱいだった俺は
引き受けてしまった
ところがデート後
「ねぇ瞬?」
「なんすか?三澤先輩」
「飴ちゃんと別れてくんない?」
「別れたくないです俺はあいつが好きなんです」
必死に俺は伝えただけど
「いいの?飴ちゃん傷つけちゃっても」
この繰り返しだった
そんでやむ終えず飴とあんな別れ方をしたわけだ

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