ヤンデレパーティー


今まで大人しい弟と見ていた先入観もあったからなおのこと。


いくら本音を言われて受け入れても、まだ慣れないんだ。


「折れろ、砕けろ、壊れろ!痛いだろう、ほら、ほらほら!自業自得だ、僕を好きでいてくれている兄さんを殺そうとするんだから!

もっと悲鳴をあげろ、もっと痛くしてやるから!もっとだ、へばるなよ、まだまだ終わらせるつもりなんかないんだからな!」


もはや、発狂。

悲鳴が高笑いになった冬月だが、幾度めかの叩きつけで、前触れなく千刈刀が地に落ちた。


冬月の思惑(処刑)が叶ったか、もしくは単に持てなくなったのか、いずれにせよ、包丁は地に横たわり、動きもしなかった。


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