ブスになりたい女 〜高飛車美少女 VS 秀才クール男子〜
「中野君、ちゃんとちいちゃんの事、気遣ってあげなよ?」


 軽い気持ちでそう言ったら、中野君にジロっと睨まれちゃった。

 すると、修平が険悪なムードになりかけたのを察したようで、


「ちいちゃん、ここには絶叫マシン以外にもいろんな乗り物があるから、そういうのに乗るといいよ?」


 とフォローした。ちいちゃんは途端に笑顔になり、「はい」なんて言っていた。


 もう……、そういう気遣いは中野君がしないといけないのよ?


 そう心の中で呟きながら中野君を見たら、スッと中野君が立ち上がった。そして、


「大塚、ちょっと来い」


 と言った。


< 259 / 417 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop