密なカラダにくちづけて。
「だから、意味がわかんないってば!!大体、そんな言い方だったら英介君が私の事を好きみたいじゃない!」


「好きだよ。はるかちゃんの事。 兄さんより、俺のがはるかちゃんの事を好きだよ。」

「な…何を言っているの?」


裸のままだったアタシに
英介君は、バスローブを羽織わせてくれてから

「俺の方がはるかちゃんを好きなんだ…」

さっきの妖しげな笑みから 悲しげな目でアタシを見た。


「えっ…?」

アタシは、何て答えればいいのかわからないけれど

英介君の悲しげな瞳から目を逸らす事が出来ない。
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