あの頃、テレフォンボックスで
こんなときに子どもの存在はありがたい。
未来は高校に入って初めての文化祭や後夜祭の話を
今日も上機嫌に話していた。
夫はときおり、「まだ早い」
だとか、「ハメをはずしすぎるな」だとか
説教くさいことを言っているけれど、
未来が久しぶりに
自分によく喋ってくれるので
嬉しさを隠しきれない顔をしていた。
食事がおわったら
そのまま・・・
未来が借りてきた映画のDVDを観る。
「私、今日はなんだか体がだるくて。
悪いけど先に休みます。
ごめんなさい。」
夫と未来をリビングルームに残して、
早々にベッドに潜りこんだ。
今は、夫の顔を見たくない。
何も考えたくないし、
考えられない。
夫のこと、
ピアスのこと、
ケイタのことも。
一体私は、
どうすればいいの?
そして、どうしたいのだろう。
未来は高校に入って初めての文化祭や後夜祭の話を
今日も上機嫌に話していた。
夫はときおり、「まだ早い」
だとか、「ハメをはずしすぎるな」だとか
説教くさいことを言っているけれど、
未来が久しぶりに
自分によく喋ってくれるので
嬉しさを隠しきれない顔をしていた。
食事がおわったら
そのまま・・・
未来が借りてきた映画のDVDを観る。
「私、今日はなんだか体がだるくて。
悪いけど先に休みます。
ごめんなさい。」
夫と未来をリビングルームに残して、
早々にベッドに潜りこんだ。
今は、夫の顔を見たくない。
何も考えたくないし、
考えられない。
夫のこと、
ピアスのこと、
ケイタのことも。
一体私は、
どうすればいいの?
そして、どうしたいのだろう。