time ~戻れない時間~
「おはよー知代~」
朝、学校に行くと春二は私の席に座って汐莉と話し込んでいた。
「どうしたの!?朝練は!?」私はびっくりしながらカバンを机の上に置いて彼と話していた。
「いやー汐莉ちゃんに相談してて!ちょっと朝練サボりー」
椅子をガタガタ揺らせながら小学生のように笑う春二。
「何の相談よー」私は春二の頭をくしゃくしゃさせながら尋ねた。
「そりゃー知代が最近、可愛くてどうしよっていう相談~」ニヤニヤさせながら話す春二がまた可愛い。
「アホっ!!何の相談よー」
「知代~今日は無視してあげて。こいつ、問い詰めたら絶対言っちゃうから」
汐莉が春二をかばうように私に話す。
「何を言うの~気になるし!!」私は怒ったように二人を睨んだ。
「言いたくて仕方ないけど…我慢!!ま、悪いことじゃねーから。な?」春二は私の頭を優しく撫でてくる。私はこの行動に弱いらしい…顔が熱くなりながら頷いた。
「うん。じゃーな、知代。あ、今日久しぶりに昼飯一緒に食わねぇ?」
私は自分が笑顔になっているのが分かりながら頷いた。
「じゃあ、昼迎えにくるわ。汐莉ちゃん、知代借りるよ~」
「どーぞどーぞ。屋上でたっぷりいちゃついてきてください」
「汐莉のアホっ!!」そう言って三人で笑いあった。