純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~
だけど……どうしよう。
このままここにいるわけにもいかない。引っ越し? そんなことしても、あの男はすぐに居所を見つけそうだし……。
もう、メンドクサイや。
こんなこと考えていると、頭痛がしてくる。
あー、しばらく何もかも忘れてしまいたい。
あっ、しまった。
蛇口を締めてから気がついた。パジャマ……。
タオルは、その辺にあったものを勝手に使った。けど、パジャマがない。
「あのっ……」
「なんだよ、その恰好。たく、いい加減にしろ」
「そんなこと言ったって、パジャマ貸してくれるって言ったじゃないですか」
「それにしたって、とりあえず今までの服着るとかしろよ。俺は男だぞ?」
バスタオルを巻いただけの格好で顔だけをのぞかせた私に、何故だか怒り狂っている。
出てってないじゃん。呼んだだけじゃん!