純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~

「そいつは、殺人未遂をしました。警察に連絡を」

「は、はいっ」


そこにいた関係者が、一人部屋を飛び出していく。


「悪いのはそっちだ」

木本が興奮して、狂ったように叫びまくる。



その声を聞いて、ひどく冷静な顔をした桐生さんが音もなく木本の傍まで歩み寄った。

まずい。桐生さん、すごく怒ってる。
この人は、本当に怒ると何も言わなくなる。そして、表情を無くしてしまう。


もう一度、木本の胸ぐらをつかんだ彼。
鋭い眼光が木本を射る。


「ダメ―っ」

桐生さんが手を大きく振り上げた時、私はとっさに彼の体に体当たりした。



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