純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~

「あ、あぁ……っ」


彼女が何も取り繕うことなく髪を振り乱しながら悶えているのが、俺を益々煽る。
こんなに艶っぽい目をした彼女を見たのは初めてだ。


「……桐生さん」


深くため息を吐きながら、俺にキスを求める彼女。
そんなに簡単にしてやるもんか。もっと苛めてからだ。

わざとそれをしないでおくと、潤んだ瞳の彼女はシーツをギュッと握り締めたまま、体をピンクに染め震えていた。


もっと聞きたい。彼女の甘い声を。

一層激しく彼女を攻め立てると、もう耐えられないというような様子の彼女が激しく首を振る。


「そんなっ……壊れちゃう」

「壊れろ、梓」


そう口にしながらもう耐えられなくなったのは俺の方で、彼女を抱き上げて力いっぱい抱きしめてしまった。



< 301 / 311 >

この作品をシェア

pagetop