純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~
「ベッド、行くぞ?」
「うーん。もうここでいい」
「アホ。風邪をひくから」
そう言われた瞬間、体が宙を舞う。
フワフワ揺れる振動で、抱き上げられていることを知った。
「うぅぅ……」
「大丈夫か、お前」
ゆっくりベッドに落とされて、布団をかけられる。
「苦しい……」
「はい、はい」
私のそんな言葉で、シャツのボタンに手を伸ばして、もう一つ開けてくれる。
「もう、寝ろ」
「ヤダ」
「ヤダって……」
「寝たら、帰っちゃうでしょ?」
何言ってるんだろう、私。
だけど、誰かに傍にいて欲しい。
「お前、意外と可愛いな」
クスクス笑った彼は、ベッドの下にどさっと座った。