Sexual Secret
先生の仕事のための資料。



「ほら、早く抵抗しろよ」




そう言いながら先生は再びゆっくり顔を近づける。



演技じゃいけない。



本気で嫌がらないと、何の参考にもならないから。




私は思い切り顔をそらした。



だけど先生は目の前の獲物を簡単に諦めたりはしない。




顔をそらしたのをいいことに、先生が口づけたのは私の耳。



耳たぶをそっと噛んだり、ゆっくり舐めたり。




私の口から洩れるのは、抵抗する言葉ではなく甘い吐息だけ。



駄目、ちゃんと嫌がらなくては。



違う、心は嫌がってるのに体が反応しないのだ。

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