Sexual Secret
少し血が滲んだ唇を抑えながら、先生はこう言い放った。




「これがお前の答えだろ」



そう、これが私の答え。




こんな先生とは、一緒にいられない。



だって辛いんだ、先生が好きだから。




「これにこんな抵抗するなら、資料なんかに使えない。もう、来なくていい」




先生は結局、最後まで私を資料集めの道具としか思ってなかったんだね。




そうだよね、私、勘違いしてた。



もしも、私じゃなかったとしても。




先生は同じように首元に顔を埋めてたんだろう。



こんな風に、キスしたんだろう。
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