Sexual Secret
それから、黙ってしまったよっくん。




「おい、話すことあんだろ」



先生が痺れを切らしてそう言う。



横になっていたよっくんが、上半身だけ起き上げた。




「悠梨、俺は、悠梨が好きだ。好きで好きで、離したくなかった」



ストレートにそう言うよっくん。




何だか恥ずかしくて、うん、とだけ返事をした。




「最低なやり方で悠梨を閉じ込めて、たくさん傷つけた。悠梨が俺に向き合おうとしてくれてるのに甘えて、どんどん離せなくなって...」



本当は、涙が出そうだった。




でもここで泣いちゃいけない、そう思って、堪えてた。
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