Sexual Secret
「こんなに悠梨を傷つけた俺に、悠梨と一緒にいる資格なんて...最初からなかったんだよな」




違う、そうじゃない。



私が自分でよっくんと一緒にいようと決めた。




最初に一緒にいなければならない環境を作ったのは、よっくんだったとしても。




よっくんといようと決めたのは私。




「よっくん違うの...。私、自分が幸せになりたくて、よっくんを利用したの」



よっくんといたら、きっと幸せになれる。



そう思ったから。




「...ごめんなさい」



そう言ったときには結局もう泣いていて、掠れたような声しか出なかった。
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