Sexual Secret
「じゃあもういい」



「じゃあ私も、もういいです。先生なんか嫌いだ、嫌いだ嫌いだ嫌いだ」



「やめろ、冗談でもお前にそんなこと言われると死にそうになる」




馬鹿じゃないの、って思ったけど。



それと同時に、恥ずかしさが襲ってくる。




なんだか、照れてしまう。




「あー、くそっ...」



急に耳元でそんな声を上げたかと思えば、抱きしめていた手に力が入る。




それまでもきつく抱きしめられていたのに、さらにきつく、きつく。




その力とは裏腹に、先生の声は、本当に小さいものだった。





「好きだ...」


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