Sexual Secret
全部整理がついて、荷物も車に運び終わった。



静まり返った部屋が、何だか寂しい。




ここでよっくんと過ごして、本当にいろんなことがあった。




楽しそうなよっくんも、笑顔のよっくんも、辛そうなよっくんも。



全部、覚えてる。




きっとずっと、忘れない。




家を出る前に、もう一度だけ部屋の方に振り返った。



もう来ることはないだろう。




先生が私の頭をぽんと軽く撫でて、それがまるで合図のように、私達は家を出た。




最後にドアを眺めて、その場を離れた。
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