Sexual Secret
この心臓のうるささは、この状況が必然的につくりだすものなのか。



それとも、もっと違う何かか。




今の私の頭じゃ、判断できない。




「ほんとに何したら許してもらえるかわかんねえの?」



「わ…わかりません…」



「じゃあ、俺の好きにしていいんだな?」




何と恐ろしい言葉を発しているんだ。



そんな言葉に、はいと簡単に頷けるわけがない。




「返事は?」



真っ直ぐ私の目を見ようとする先生。




その瞳に騙されそうで、つい目を反らす。

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