最期の手紙
病院を出た私達は
とりあえず駅に向かった。


しかし


電車はすでに
最終が出た後だったため
私達はどうしようもなく


必然的にK駅の駅前近くの
モーテルに入ることになった。


少し寂れた田舎の旅館のような
そんな雰囲気のモーテルだった。


年配の女性が
案内するその部屋には
布団がひとつ敷かれていた。
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