紅梅サドン
「サヨナラしに行くんですうーー。

私達も一緒に行きますからあ!!

影からこっそりと、真澄さんを見送るんですうーー。

祝福すりゅんです!

教会から出てくるでしょ、最後。ブーケ投げたりするのに。

さ、みんな行くわよおぉ!!

あ~き~さあん!!『僕は行かない』なんてえ、言わせませんケドーー。

ちゃんとサヨナラしないとぉ、秋さんの明日は来ません。」

雪子は僕の肩を、手錠をかける如くガツンと掴んだ。


まさに酔っ払い雪女と化した雪子は、誰にも止める事ができない。


ついに僕等は酔っ払った雪女に瞬く間に急かされ、タクシーに乗り込んだ。




< 291 / 311 >

この作品をシェア

pagetop