アイ・ラブ・おデブ【完結】
「アハッ!さあや…そんな姿で見つめないで…
もう一度抱きたくなる」

…そんな姿…って…

そう言われて自分を確認すると生まれたままの姿で身を起こしている
遥からは上半身が丸見えだ

「キャ~!ハルの…エッチ!」

慌てて布団に潜り背中を向けた

「アハハハ~!
言っただろ?ストーカーなんだって…
大学はじいさんの所から通っていたんだ
塾のバイトを始めた時、たまたま圭輔くんが入ってきた
名前を聞いてすぐに分かったよ
さあやの弟だって!
少しでもさあやのことが聞ければという下心もあって…圭輔くんとは仲良くなれたんだ
夏休み明けに聞いた話に驚いたよ…
見合いをして…断れないなんて…」

そこにいるのを確かめるかのように、後ろ向きの小夜を力強く抱きしめた
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