アイ・ラブ・おデブ【完結】
…あっ忘れてた…きらりがクイズ番組で優勝賞品としてもらった、パンの缶詰め一年分だ
柏木の電話はこれを届けに、近くまで来たと伝えるものだった
「おいっ
客が来てるのか?
それじゃもう帰る…」
このパン美味しんだよなあ…なんて考えていた小夜は、柏木の言葉に食べ物の世界から戻った
「あっ…ごめんなさい…
今…菊地さんが来てるの…
………!
…あっ!ねえ!車でしょ?
送っていってくれないかなあ?
この缶詰め半分…2~3個…あげるから」
名案が閃き思わず、柏木の腕をギュイッと掴んでしまった
腕の痛さに顔を歪めるも普段のクールさは失わない
「別にいらない…」
柏木の電話はこれを届けに、近くまで来たと伝えるものだった
「おいっ
客が来てるのか?
それじゃもう帰る…」
このパン美味しんだよなあ…なんて考えていた小夜は、柏木の言葉に食べ物の世界から戻った
「あっ…ごめんなさい…
今…菊地さんが来てるの…
………!
…あっ!ねえ!車でしょ?
送っていってくれないかなあ?
この缶詰め半分…2~3個…あげるから」
名案が閃き思わず、柏木の腕をギュイッと掴んでしまった
腕の痛さに顔を歪めるも普段のクールさは失わない
「別にいらない…」