アイ・ラブ・おデブ【完結】
「おっ!搭乗のアナウンスが聞こえたな…
じゃあ小夜!気を付けて行ってくるんだよ!」

「はい…お土産待っていてください!
行ってきます!」

本当は遥の声を聞いているうちに、涙が溢れてきそうになったのを堪えて明るく言った

たった一週間の旅行なのになぜこんな気持ちになるのか…

自分の中でこんなにも遥の存在が大きくなっていることにびっくりした

遥と会えない寂しさを小夜は想像出来なかった…したくなかった…

「アハハ~!小夜が僕の元に帰ってきてくれればそれでいいよ!
さあ!そろそろ行かないと!
荷物もちゃんと持って…忘れ物ないようにね
行ってらっしゃい!
待ってるからね!」
< 529 / 1,499 >

この作品をシェア

pagetop