アイ・ラブ・おデブ【完結】
「…行ってきます…」

そう締めくくりの言葉を言ったが、小夜は携帯のボタンを先に押せなかった

遥がピッと電話を切りツーツーツーと聞こえるまで耳に当てていた

…さあ…行かなくちゃ!
凛ちゃんが待っててくれてるかな?

大切に携帯をしまい周りを見回すと、すでに多くの乗客達は飛行機の中へと消えていた
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