アイ・ラブ・おデブ【完結】
…いいえ…違う…あの頃とは違う…はず
きっと…遥さんの惜しみない愛情を知ったからきっと強くなれたはず
そうだ…きっとそうに違いない…

「遥さん…ありがとう
でもあたし一人で行ってくる
一人でババ様に会ってくる
ちゃんと話してみるね」

「小夜…本当に一緒に行かなくてもいいの?
店のことなら心配ないよ」

俯いていた顔を上げスッキリした表情で遥を見つめた

「大丈夫…だと思う…
遥さんのこの温もりに勇気をもらったから…
遥さんはどこにいたってあたしの中にいつもいてくれるもん
それにすぐに飛んできてくれるからね!」
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