アイ・ラブ・おデブ【完結】
助手席に座りドアを閉めると遥の匂いに包まれる

…フフッ…スープの匂いが残っている…
後でまた食べたい…

「うん…丁度いい時間だな…
天気もいいし…」

前を向いたまま、独り言のように呟き遥は車を走らせる

日曜日の昼下がり、田畑の間を走る車などあまり見かけず、のんびりとした風景が広がる

…どこに行くのかな?
何か時間がどうのとか…
天気がいいとか…
お店にでも行くのかな?

田舎道を迷うことなく走り抜けていく

あっという間に隣町へとやってきた

そこからも迷わずに進み、この町で一番大きな建物の駐車場に車を停めた
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