アイ・ラブ・おデブ【完結】
食べ終わったところで遥と小夜は片付けをしていた

「驚いたろ…じいさん…
今日は機嫌が良いみたいだから僕のことも分かってるみたいだな…
さあやのことは…ごめんな…
思い出せないみたいだ…」

寂しそうに謝る遥に小夜は首を横に振る

「いいの…宮本のおじいちゃんに会えただけで…嬉しいよ
それにあの頃とおんなじ笑い方だよ!
あっ!そうだ…」

小夜は泡の付いた手を急いで洗い流し、バッグを探り始めた

「これ…」
と大事に取り出したものは…
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