花とキミ*秋・冬
尋翔さんは、正座していた足を崩して
胡座をかきながら言った。
「俺、花菜ちゃんとなら
結婚してもいいや。」
「‥え?」
今、スゴいこと言わなかった?
「あ‥別に誰でも良いわけじゃなくて、
自分で言うのもなんだけど、
俺、一途だってよく言われるし。
花菜ちゃんは、俺なんかどう?
てか‥もしかして、彼氏いる?」
「彼氏‥居ません‥けど。」
「良かった〜でも、けどって?」
「‥‥忘れられない、
好きな人が居ます。」
流れで付き合うなんて、嫌だし
これだけは、はっきり言った。
「あーそういうこと。
‥‥だから、か。」