花とキミ*秋・冬
『花菜ちゃんのおかげだから‥
ありがとう♪
近いよ、一駅位っしょ?
花菜ちゃんに会いに行くなら余裕で
走って行ける☆』
「おはよ‥
ナツ、ライバルってどうしたの?」
「あっ‥璃菜さん聞いてくださいよ〜
若葉高校にライバル出現です!!」
「‥若葉高校って何で?」
この質問は、私に向けられたもの。
「土曜日に会った‥許嫁って人が
その高校なの。」
何だか、璃菜に話すと
悪いことしている気分になる。
「そう‥
付き合うことにしたの?」
璃菜は、
多分私の答えなんて分かってる。
「ううん‥お友達だよ?」
だって、そう答えた私に
何にも言わなかったから。
『じゃあ‥
そういうことでいいです(笑)
走ってですか?!
なら、尚更遠いですよ!!』
ちょうど、メールを送ったところに
チャイムが鳴った。