花とキミ*秋・冬
*空哉side
「あ‥来た来た。」
窓の外を見ていた雷哉の声が聞こえて
俺も、窓の外を見た。
「こんなことしてないで、
送ってあげればいいのに‥」
雷哉の言ったことは
あえて無視して、花菜を目で追う。
俺と別れたってことで、
また何かされないか心配なんだよ。
まだ広まって無いっぽいから
大丈夫だとは思うけど。
花菜に近づいて、拒絶されるのが
怖いからってこんなことしてるって‥
変態かよ、俺は。
「ん‥誰か居るのか?
やたら集まってるけど。」
目が慣れているからか、
上から見ているからか‥
花菜の姿は確認出来るけど。