花とキミ*秋・冬
分かれ道があった。
2つの道。
1つの道は、キラキラと輝いていて
きっと‥‥
そっちを選んだ方が幸せなのに。
私は、もう1つの道に
行きたがっている。
暗くて、出口があるかも分からない。
どうして‥そっちに行きたいんだろう。
あそこの立っているのは、誰‥?
あの後ろ姿は‥‥あの人だ。
もう、手の届かなくなってしまった
私の好きな人。
『空哉くん‥‥』
その人は、歩いて行ってしまった。
声すら‥届かないんだね。
「‥んっ‥」
私の頭に、何かが触れて
重い瞼を開けた。
私‥‥寝てたんだ‥
今のは、夢?