花とキミ*秋・冬
ちゃんと落ち着くために、
いつもより長く風呂に入っていた俺。
花菜‥寝てっかな‥
「スー‥ スー‥ スー‥」
ソファから、規則正しい寝息が聞こえる。
もしかして‥
そんなことを思いながらソファを覗き込むと
思った通り、花菜が寝ていた。
気持ち良さそうに寝てるけど‥
髪濡れてるし、こんなとこで寝かせられないよな‥
「花菜ー?」
柔らかいほっぺをツンツンとつついてみる。
「んっ‥空哉くん‥??」
「こんなとこで寝てたら、風邪ひくぞ?
髪も乾かしてないだろ?」
「うん‥」
目を擦りながら頷く花菜。
ちょっと待って。可愛すぎんだけど‥
「ドライヤー持ってくるから、
座って待ってろよ?」
「分かっ‥た‥」
確か‥バスルームの所にドライヤーあったよな?
てか、俺落ち着け。
無駄に動きの速い心臓を抑える。
本当に大丈夫か‥俺。