花とキミ*秋・冬
「何言ってんのよ‥ほら、見て?」
そう言って見せられたのは、
チョコがたくさん入ってる紙袋。
「これね、花菜宛の逆チョコなの。
さっき分けたから、私のはこっち。」
璃菜宛のもたくさんある。
「こんなに花菜のことを想ってくれる人が
居るのに‥
自信失ってる場合じゃないでしょ?」
「そーだけど‥」
「ちゃんと海谷にいるかいらないか
聞いてきな。
無いと思うけど、いらないって言われたら
私が食べるから。分かった?」
「うん‥」
「じゃあ、行くよ。海谷たちのところ。」
「え、璃菜も行ってくれるの??」
「私に会いたがってる人も
待ってるだろうしね。」
雷哉くんか‥
でも、璃菜が嫌がらずに会いにいくなんて‥
珍しいなぁ‥