花とキミ*秋・冬




「何言ってんのよ‥ほら、見て?」

そう言って見せられたのは、
チョコがたくさん入ってる紙袋。

「これね、花菜宛の逆チョコなの。
さっき分けたから、私のはこっち。」

璃菜宛のもたくさんある。

「こんなに花菜のことを想ってくれる人が
居るのに‥
自信失ってる場合じゃないでしょ?」

「そーだけど‥」

「ちゃんと海谷にいるかいらないか
聞いてきな。
無いと思うけど、いらないって言われたら
私が食べるから。分かった?」

「うん‥」

「じゃあ、行くよ。海谷たちのところ。」

「え、璃菜も行ってくれるの??」

「私に会いたがってる人も
待ってるだろうしね。」

雷哉くんか‥

でも、璃菜が嫌がらずに会いにいくなんて‥
珍しいなぁ‥






< 251 / 259 >

この作品をシェア

pagetop