花とキミ*秋・冬
勝手に自己紹介なんて始めた。
「はぁ‥」
疲れに疲れが‥
「そういえば‥海谷くん。」
「うん?」
「あ‥お父さんの方じゃなくて‥」
「あ、俺‥?」
「うん‥海谷くん、
クラスに入らない方がいいかも。」
「は‥何で?」
「それは‥言えないんだけど‥」
口ごもる井口。
「次のお客様どうぞー♪
‥‥‥‥って、海谷?!」
「‥そうだけど?」
満面の笑みで出てきたくせに、
須田はなぜか焦っている。
「えーっとさ‥海谷はいいじゃん?
裏でゆーっくり休んでなよ。」
「はぁ?‥何で。」
さっきは、働け働け言ってたくせに‥
何なんだ?