月夜の訪問者
クスクス
思わず、笑いが込み上げて来る
「なったんだよ!」
睨んで来る雅だが
「顔が赤いわよ」
案外、可愛い所も有るのね。
「煩い、もう良い!
飯はまだか!」
ドアを開け、叫ぶ雅
「もう少々お待ちをー」
と、言う声が遠くから帰って来る。
ッチ
と、舌打ちする雅
言うだけ言ってあげても良いか
「雅、愛してるわ」
私に目線を戻す、雅
「本当か?」
と、呟く
「本当な訳ないでしょ
アンタが言わせたんじゃない!」
愚問よ
「そうだったな…
そうだ、明日から麗香は来ない」
少し俯き
顔を上げると、麗香さんの話を始める雅
「どうして?
私、麗香との勉強好きよ?」
ちょと挙動ってしまう。
「ああ、アイツもそろそろ結婚も考えなきゃならないとかで…」
と、誤魔化して来る雅
「ふーん」
私も、知らない振りして相づちを打つ
今更、見てました!とも言えないし。
「それで、明日からは俺が教えてやる」
「は?」
雅のセリフに、思わず聞き返してしまった。
思わず、笑いが込み上げて来る
「なったんだよ!」
睨んで来る雅だが
「顔が赤いわよ」
案外、可愛い所も有るのね。
「煩い、もう良い!
飯はまだか!」
ドアを開け、叫ぶ雅
「もう少々お待ちをー」
と、言う声が遠くから帰って来る。
ッチ
と、舌打ちする雅
言うだけ言ってあげても良いか
「雅、愛してるわ」
私に目線を戻す、雅
「本当か?」
と、呟く
「本当な訳ないでしょ
アンタが言わせたんじゃない!」
愚問よ
「そうだったな…
そうだ、明日から麗香は来ない」
少し俯き
顔を上げると、麗香さんの話を始める雅
「どうして?
私、麗香との勉強好きよ?」
ちょと挙動ってしまう。
「ああ、アイツもそろそろ結婚も考えなきゃならないとかで…」
と、誤魔化して来る雅
「ふーん」
私も、知らない振りして相づちを打つ
今更、見てました!とも言えないし。
「それで、明日からは俺が教えてやる」
「は?」
雅のセリフに、思わず聞き返してしまった。