キスなんてさせない(短編)
「あたしだって手作りのチョコぐらい作れるし」

「じゃあ、手作りのチョコ健太君にあげれば」

「そうするよ」

あたしは、可奈にそこまで言われたから腹立ってた。

あたしだって手作りのチョコぐらい作れるし……

よし、チョコ作るぞ。

って思ったのもチョコを作る材料がそろってない。

チョコを包むラッピングもないし……

買いに行こ。

あたしは、すぐ近くにあるスーパーに行った。

えっとチョコの材料は……

手作りのチョコを作る方にはこれが1番。

何だろう?

結構売れてるし、あたしもそれ買おう。

板チョコは、何個必要かな?

えっと健太にあげるし、後可奈にも。

じゃあ、2個で足りるよね?

次にラッピングは……

あっ!!あった。

かわいいラッピングがあった。

よし、これにしよ。

ドン

あたしは、人にぶつかった。

健太だった。

「あっ、健太。何で居るの?」

あたしは、手に持ってたのをすぐに隠した。

だって健太に見られたら恥ずかしいじゃん。

張り切ってると思われるし……

「俺は、おつかい。陽菜は?」

健太は、あたしに聞いて来た。

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