千尋くん、千尋くん







合格発表後で、ちょうど春休みに入るあたしの時間は。




流れるように過ぎていった。





お父さんがいなくなっても、世界は普通に廻るのだ。時間は進むのだ。










そして、お父さんの葬式と通夜が終わってすぐに、あたしの身体は壊れ始める。







今まで溜めてきたものが、大好きなお父さんの死をきっかけに、限界を達した。









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