千尋くん、千尋くん







「……具合、悪いの?」



「? ちょっと、風邪で……」



「寝れてない?」



「な、なんでですか……」



「目に隈できてるから」




なぜか初めて会った彼にそう言われて、保健室の入り口にあった鏡を見てみると……。






さすがにひどい……。



もはや年頃である女子高生の顔じゃないし。




そう思いながら、はぁと小さく息を吐いた。







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