やくそく花火
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「由香里、パスっ!!」
ドンドン──
日曜日のバスケの全体練習。
あたしは体育館の熱気に負けないよう、練習に励んでいた。
日曜日は男子バスケ部と練習試合の為あたしは嬉しくて仕方なかった。
えっ?なぜかって?それは…
「ちょっと太陽!!少しは手加減してよ!!!」
「これでもしてるっつーの」
そう…太陽といられる時間が増えるから。
普段素直になれないから練習試合は本当にうれしかった。
「十分休憩!!」
先生の声にみんな気が抜けたように床に座った。
「あっつー…」
「水水ー!!」
「俺…今なら死ねる」
「ミートゥー!!」
みんなそれぞれで水分補給をしているなか、小柄の女の子があたしと太陽の方へ走ってきた。
「太陽先輩!!これどうぞっ。あっ!!春野先輩もぉ…」
男子バスケ部のマネージャーの浅井萌香(アサイモエカ)ちゃん
今年入ってきた新入生の中で人気があるみたいで…。もちろん男子にね
「ありがとな、浅井」
「いえっ♡」
語尾にハートが見えたねー…うん。
女子の中では少しぶりっこと有名……らしい。
「春野の先輩もっ!!」
太陽にドリンクを渡したあと、あたしにも渡してきた。
いい子だと思うんだけどな…
あたしがぼーっとしながらドリンクを飲んでいると
「あのぉ…。春野先輩」
「ん?どうしたの?」
あたしが萌香ちゃんの方を見るとモジモジしながらこう言った。
「ちょっといいですかぁ?」
あたしはそう言われるまま体育館裏についていった。
「由香里、パスっ!!」
ドンドン──
日曜日のバスケの全体練習。
あたしは体育館の熱気に負けないよう、練習に励んでいた。
日曜日は男子バスケ部と練習試合の為あたしは嬉しくて仕方なかった。
えっ?なぜかって?それは…
「ちょっと太陽!!少しは手加減してよ!!!」
「これでもしてるっつーの」
そう…太陽といられる時間が増えるから。
普段素直になれないから練習試合は本当にうれしかった。
「十分休憩!!」
先生の声にみんな気が抜けたように床に座った。
「あっつー…」
「水水ー!!」
「俺…今なら死ねる」
「ミートゥー!!」
みんなそれぞれで水分補給をしているなか、小柄の女の子があたしと太陽の方へ走ってきた。
「太陽先輩!!これどうぞっ。あっ!!春野先輩もぉ…」
男子バスケ部のマネージャーの浅井萌香(アサイモエカ)ちゃん
今年入ってきた新入生の中で人気があるみたいで…。もちろん男子にね
「ありがとな、浅井」
「いえっ♡」
語尾にハートが見えたねー…うん。
女子の中では少しぶりっこと有名……らしい。
「春野の先輩もっ!!」
太陽にドリンクを渡したあと、あたしにも渡してきた。
いい子だと思うんだけどな…
あたしがぼーっとしながらドリンクを飲んでいると
「あのぉ…。春野先輩」
「ん?どうしたの?」
あたしが萌香ちゃんの方を見るとモジモジしながらこう言った。
「ちょっといいですかぁ?」
あたしはそう言われるまま体育館裏についていった。