ネクロフィリア【加筆執筆中】
終点まで俺と藤井さんは特に何も話さず、ただ手を繋いで、寄り添い合った。
電車を降りた俺と藤井さんは、次の電車の時間を確認する。

「うわ、次一時間後だって」


時刻表を見ながらぶつぶつと独り言を漏らす。
いつもの様に、ま、いっか。と言うと藤井さんは俺を引っ張って改札を出た。


何もないここで。
時間を潰そうにも、どうしたらいいか。


「探検しよう」


まあ、藤井さんならそうなるだろうことは予想していた。
苦笑すると、俺は藤井さんと並んで歩く。


探検と言っても。
本当に周りには何もないから、探検もなにもあったもんじゃない。

と、俺は思うのだけども。

藤井さんはどうもそうでないらしい。


キョロキョロと忙しなく、周りを見回してははしゃいでいる。
…なんか、幼い子供みたいだ。


「大分暗くなって来たね」

「本当に」

「でも、なんか楽しい」

「ふふ、そう」

「あ、学校だ」


暫く歩いた先にあったのは、木造の校舎。
使われていないのか、人気はない。
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