逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
「てかこのホテルやばくね?」
座って開口一番、郁斗はそう好奇心いっぱいの表情で言った。
「うん、ここ18歳が泊まっていいのかっ、て感じ。」
「私まだ17ー」
「若いな、おい」
「変わんねぇよ」
修の地味なボケに0.1秒もかからなかったんじゃないか、
というくらいのスピードでツッこむ旬。
ベッドダイブした?
あのフカフカ凄すぎだろ。
なんていう会話をしていたら先生と代表者の挨拶がサラっと行われ、
私達は食事を頂くことになった。
食事はビュッフェスタイルになっていて時間内だったらいくらでも食べていいらしい。
「育ち盛りの男子にはサイコーだな!」
なんて修はうきうきしながら炭水化物とお肉を眺めていた。
私は野菜をとろうとしたところ、
種類があり過ぎて困る。
レタス、キャベツ、パプリカ、カボチャ、コーン・・・
見たこともない食材もあって正直、焦った。
当たり障りなく食べたことある食材を数種類とって席に戻った。
席に戻ると旬が一人で座っていた。
・・・、どうしよう。
私は少しドキドキしつつ、旬の向かい側に腰を下ろす。
いただきます、と両手を合わせて食べはじめる。
野菜は新鮮ですごく美味しいのだけど・・・、
この沈黙という気まずさをどうにかして欲しい。
私は背中の筋に水滴が流れるような気がした。
「なぁ」
ビク、
いきなり声をかけられた、
しかも相手のことを考えている時に喋りかけられたから、
顔と肩の間隔がなくなるくらいに肩がビクッとした。
「そんな驚くかよ?」
フツフツと向かい側で笑い声が聞こえた。
私はハッと正面を向く。
旬が手で口元を押さえながら笑っているのが目に入る。
わ、笑われた・・・。
確かに、今のは自分でも面白いくらいにビクついたけど・・・、
「さっきから笑いすぎ!」
30秒は笑いっぱなし。
堪えてる様子を見せているけど全く堪え切れてない。
ああ、何だか少し緊張感が解れた。